一般的にブラックカードの存在を知っている方は少ないかと思いますがクレジットカードに少し詳しい方でしたらブラックカードの存在をご存じの方はいらっしゃるかと思います。
実はそのブラックカードよりステータスが高いカードが存在するのです。
今回はそのカードについてご紹介したいと思います。
アメリカン・エキスプレス センチュリオンカードの更に上は存在する?
まず、ブラックカードで一番ステータス性が高いアメリカン・エキスプレスが発行している「センチュリオンカード」の上のステータスカードが存在するのか?
アメックス センチュリオン・スパレイティブ・カードの噂は本当か?
昔からアメリカン・エキスプレスが発行している「センチュリオンカード」であるブラックカードの上にホワイトカードやピンクカード、レインボーカードなど噂はあり、特にブラックカードにレインボーがほどこされた「アメックス センチュリオン・スパレイティブ・カード」の存在が多く噂されています。
ネット上では実際の保有者を知っているなど様々な不確定情報が出回っていますがガセネタであり、そのようなカードは存在しません。
そもそもアメリカン・エキスプレスの「センチュリオンカード」では利用上限額がないため。それ以上のカードを設定する意味がありません。
次にアメリカン・エキスプレス以外でのブラックカード以上のステータスカードについて調べてみました。
アメックス以外のブラックカードの更に上のカードは存在するのか?
結論から申しますと、ブラックカードの上のステータスカードは存在します。
ブラックカード最上級ステータスのアメリカン・エキスプレスカードはブラックカードである「センチュリオンカードが」最上位になりますが、JPモルガンが発行している「JPモルガン パラジウムカード 」というカードが世界最高ステータスと言われております。
JPモルガン パラジウムカード

アメリカで最大の資産を保有する「JPモルガン・チェース」が、自社のサービスを利用する超上顧客のために発行するクレジットカードがパラジウムカードになります。
パラジウムカードのステータス性の高さを物語るように同社のキャッチフレーズが「1%の1%のためのカード」という有名なフレーズがあります。
これを聞いただけで非常にステータスが高そうなのがわかりますよね。
厳しすぎる審査基準
パラジウムカードはブラックカード同様に当然申込みでは取得できないインビテーション制のカードとなっております。
ブラックカード同様に審査基準を明確に公表しているわけではありませんがカード保有者の資産からおおよその基準を推定することができ以下のようです。
✔JPモルガン・チェースのプライベートバンクの顧客であること
自社のサービスを利用する超上顧客のために発行するクレジットカードですから自社サービスを利用するのは条件として普通ですよね。
但し、このサービス、誰でも利用できるものではなく、最低運用資産額が設定されているのです。
最低運用資産額とはこのサービスを利用するために最低必要な資金になります。
要はそれ以下の資金では口座を開くことすらできません。
その最低運用資産額がなんと1,000万$以上、日本円で15億円以上(2025年2月、150円/$換算値)
✔3,000万$以上の資産を保有していること
2025年2月でのレート約150円/$で日本円に換算すると45億円になります
もう絶望感しか感じないですね。。。
保有者数
このVIPのなかのVIPの方しか保有できない「パラジウムカード」は世界で保有者数が約5000人いると言われています。
世界には大富豪がそんなにいるんですね。。。
ため息しか出てきません
尚、日本でこの「パラジウムカード」が発行された実績はないようですので日本人の保有者はいないのかもしれません。
但し、ここまでの大富豪はあえて見栄を張らない方々ばかりで自ら保有していることを公表するわけはありませんので
カード本体券面の素材だけで10万円以上!
「パラジウムカード」はその名前の通りカード券面の素材にはレアメタルである「パラジウム」が使用されているのです。
「パラジウムカード」1枚の重さは1オンス、約24gになります。
2025年2月時点の「パラジウム」相場が約5500円/gになりますのでカード素材原価だけで132,000円になります
素材原価だけで13万円になり、そこにユーザーの名前をレーザーによる彫り込み加工を施されていますので非常に高価なカードになります。
驚愕の年会費!
アメリカン・エキスプレスの「センチュリオンカード」でも年会費550,000円ですのでその上のステータスカードである「パラジウムカード」の年会費は驚愕の年会費を想像できるかと思います。
そもそもこのカードを保有するには資産45億円以上の方になります。
では、この「パラジウムカード」の年会費はいくらかと言いますと。。。
年会費、595$、日本円にしても約9万円程度(2025年2月、150円/$換算値)
桁が違うのでは?と疑いたくなるような激安年会費なのです!
そもそも、このカードを保有するにはJPモルガン・チェースのプライベートバンクに1,000万$以上、日本円で15億円以上(2025年2月、150円/$換算値)運用している方々であり、既にJPモルガンに多額の利益を与えてくれている顧客になりますのでわざわざクレジットカードで利益を出す必要がないのです。
一般庶民には夢のまた夢のカードですね。
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