ブラックカードとは最高峰ランクのクレジットカード
クレジットカードの中でも、最高峰ステータスを誇るのがブラックカードです。
一般的にクレジットカードには「一般カード」、「ゴールドカード」、「プラチナカード」とありますが、その上のランクにあたるのが「ブラックカード」になります。
なぜ最高峰のカードがブラックカードと言われているのか
1999年にアメリカン・エキスプレスが「プラチナカード」の上のステータスカードとしてはじめて発行した最上位カードの色が黒色だった事に由来するといわれています。
ブラックカードで受けられる主なサービス
カードの種類によって詳細は異なりますが、ブラックカードの一般的な特徴としては、次のようなことが挙げられます。
最高のステータスを得られる

ブラックカードはそう簡単に持てるカードではありません。
そもそもインビテーション(紹介状)を受けないと申し込みすらできないカードですのでブラックカード保有者はそれなりの地位の方と認識され最高のステータスを得られるでしょう。
カード付帯保険が充実している

ブラックカードは、最高1億円まで補償される海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯されたり、航空機遅延による出費などをサポートしてくれる保険も付帯され旅行・ビジネスでの移動の際に万一のサポートが非常に充実しています。
専用のコンシュルジュがついている

コンシェルジュサービスとは、ホテルやレストランの予約、様々なチケットの手配など、会員のさまざまな無茶な要望にも対応してくれるサービスです。
一般的には、プラチナカード以上のステータスカードに付帯しており一般では入手困難なレストランや宿泊施設の予約や深夜にプレゼントを準備したい、更にはプライベートジェットで移動したいなど結構な無茶でも相談に乗ってくれる場合があるようです。
超高額な利用限度額

ブラックカードは富裕層向けをメインとしたカードだけあって利用限度額がすごいです。
利用限度額は一律ではなく所有者の年収やカード利用状況により決められますが中には無制限という方もいらっしゃるようです。
以前私はJCBザ・クラスを保有しておりましたが1か月の利用限度額は700万円でした。
もちろん月に700万円支払えるほど稼いでいませんでしたがどうやってこの利用額が決まっているのは不思議ですが信用があれば限度額も上がるようです。
最高ステータスのアメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード保有者は1か月の利用限度額が数千万円の方はざらにいらっしゃると推定できます。
どんな人がもっているの?
実際ブラックカードはどんな人が持っているのか気になりますよね。
特にブラックカードでも断トツでステータス性が高いアメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードは会報誌である「CENTURION」からのデータによると、センチュリオン保有者の平均年収はなんと約2億円とのこと。
職業は会社経営者、外資系勤務、会社役員の方が多いようです。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードを 保有されていると思われる有名人
過去、番組の企画やインタビューなどからアメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードを保有している(していた)と思われる有名人をまとめてみました。
これはほんの一部だと思われますが有名な方は収入もそれなりですので結構お持ちなんですね
竹花貴騎 | みのもんた | 細木数子 | 高須克弥 |
ダウンタウン・浜田雅功 | つんく | 松居直美 | タモリ |
堀江貴文 | 神田うの | 森公美子 | デーブ・スペクター |
中田英寿 | 郷ひろみ | 美川憲一 | 小林幸子 |
霜降り明星・せいや | 熊川哲也 | 飯島直子 | デヴィ夫人 |
松岡修造 | 高橋英樹 | 坂上忍 | 石橋貴明 |
なお、センチュリオンの保有者数は会報誌「CENTURION」の発行部数8500部から推定して約8000人ほど。日本の総人口である約1億2,000万人で考えると総人口の約0.00006%の計算になりますぁら非常に希少なカードと言えます。
日本で発行されているブラックカード
日本で発行されているブラックカードは以下8種類になります
アメリカン・エキスプレスのブラックカードである「センチュリオンカード」については初年度は入会金+年会費で合計935,000円という超高額費用が掛かります。
ただ、一概にブラックカードといっても上は935,000円、下は33,000円と相当幅があり金額に応じステータス性も変わってきます。
カード会社 | カード名 | 入会金 | 年会費 |
アメリカン・エキスプレス | センチュリオンカード | 385,000円 | 550,000円 |
ラグジュアリカード | ブラックダイヤモンド | ─ | 660,000円 |
ゴールド | ─ | 220,000円 | |
ダイナースクラブ | プレミアムカード | ─ | 143,000円 |
ANAダイナース プレミアムカード | ─ | 170,500円 | |
BMWプレミアム ダイナースカード | ─ | 143,000円 | |
JCB | ザ・クラス | ─ | 55,000円 |
楽天 | ブラックカード | ─ | 33,000円 |
但し、どのカードにしても年会費が高くクレジットカードの年会費にこの金額を支払えるのはやはりそれなりの方になるんだと思います。
どうすれば手に入るか
では、このブラックカードはどうすれば手に入るのか?
気になりますよね。
ずばり、そのブラックカード発行会社のブラックカード一つ下のカード(多くはプラチナカード)を保有しコンスタントに使い続けるのです。
筆者が過去に保有していたJCBザ・クラスはゴールドカードを申込み、年間100万円以上の支払いを2年間続けるとゴールド・ザ・プレミアムという招待制のゴールドカードのインビテーションが届き切り替え、そこから年間300万円以上を数年使い続けていたらJCBザ・クラスのインビテーションが突然届きホルダーになりました。
JCBザ・クラスより年会費が安い楽天ブラックカードは更に敷居が低いと予想されますので会社員でも頑張ればどこかのブラックカードは保有できる可能性はあるかと思います。
但し、年会費数十万円のブラックカードは一般サラリーマンではほぼ不可能な支払い額でないとインビテーションは届かないでしょう。
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