クレジットカード番号のルール

基礎知識
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クレジットカード1枚ごとに「固有の番号」が割り当てられております。
あたりまえですが、発行されるクレジットカードの番号は世界に1つだけの番号になり、その番号はあるルールに基づき割り振られております。
ここではそのルールについて解説したいと思います。

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カード番号の桁数

JCB・VISA・Master :4桁、4桁、4桁、4桁(16桁)
American Express  :4桁、6桁、5桁(15桁)
Diners Club      :4桁、6桁、4桁(14桁)

番号ルール

1~6桁目

国際ブランドなどや発行会社判別で、この6桁の番号で発行カード会社がわかります。
正式にはBIN:銀行識別番号」または「IIN:発行者識別番号」と呼ばれているものです。
尚、最初の1桁目の番号で

0:国際ブランドではないカード
1:現在存在しない?
2:現在存在しない?
3:JCB・American Express・Diners Club
4:VISA
5:MasterCard
6:交通系カード
7:交通系カード
8:現在存在しない?
9:現在存在しない?

7~最後尾2桁

個人特有の識別番号。
銀行でいう、口座番号にあたります

最後の1桁

クレジットカード番号が正しいかどうかを確認するコード。
「チェックディジット」と言い、そのクレジットカードの番号が有効かどうかLuhnアルゴリズムで認証するときに使います。

クレジットカードの「チェックデジット」

クレジットカード番号って適当な数字が並んでいるように見えますが、実は法則性があるんです。
この法則性によって、正しいカードなのか、不正なカードなのかを見分けています。
その法則とは”ルーン・アルゴリズム”と呼ばれる法則性なんです。
簡単に説明しますと。。。

①クレジットカード番号を1桁飛ばしで2倍にする
 例えばクレジットカード番号が「49927398716」だった場合、最初の4はそのまま、次の9は2倍、その次の9はそのまま…と言った感じに1桁飛ばしで数字を2倍にしていきます。

②上記①を1桁ごとにして足し算を行う
 例えば上記の掛け算で「18」になった数字は「1」と「8」にバラします。

③上記②の値を10で割る

 10で割った結果、割り切れれば正しいカードになり、割り切れなければ不正なカード番号となります。

セキュリティコード

セキュリティコードとは、クレジットカードの表面もしくは裏面に記載された、3桁もしくは4桁の番号のことです。(多くのカードは裏面の署名蘭近くに記載されている)

セキュリティコードは、スキミングなどで磁気情報であるクレジット番号や名前などの情報を不正に取られた場合に役立つもので対面ではないネットショッピングなどで必要になり、第三者の不正利用を防ぐことができるのです。

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