プレミアムカードを保有する意味

基礎知識
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プレミアムカードとは

通常のクレジットカードのステータスは
「一般カード」<「ゴールドカード」<「プラチナカード」<「ブラックカード」となっており、プレミアムカードのきちんとした定義はないものの、一般的には「プラチナカード」以上がプレミアムカードにあたると考えられています。

と、いうのも「ゴールドカード」は相当な種類があり、カードによっては比較的簡単に審査が通るようです。
ある調査によると「ゴールドカード」保有者の約6割は年収400万円未満という結果もあり大衆化が進んでいます。

それに対し「プラチナカード」以上はある程一定以上の支払い能力がないと審査に通らないのが実情である事と年会費が2~10万円が相場でありカードの年会費にこの金額を負担できるのは、よほど経済的に余裕がなければ保有できないでしょう。

ステータスが上がるにつれ受けられるサービスも上がり、それに伴い年会費もアップしていきます。
もちろん、保有者数はどんどん減っていくのです。

特にプラチナカード以上のステータスカードである「ブラックカード」はそのカード会社が発行する「ゴールドカード」や「プラチナカード」で何年も実績を作り、且つある一定以上の支払いを継続的に行っている優良顧客に対しクレジットカード会社からのインビテーション(招待状)を送られ、希望する場合は申込し再度審査に通らないと保有できない特別なカードなのです。

プレミアムカードの保有率

「プラチナカード」以上をプレミアムカードとご説明しましたが、各ステータスごとの保有率をみると納得できるかと思います。

クレジットカードのそれぞれのステータスごとの保有率は以下になっております。

  • 一般クレジットカード:87.0%
  • ゴールドカード   :11.3%
  • プラチナカード   :1.4%
  • ブラックカード以上 :0.3%

プラチナ、ブラックカード合わせても保有率1.7%ということはクレジットカード保有者100人いたとするとその中でも1~2人しかプレミアムカードである「プラチナカード」や「ブラックカード」を保有していないということからプレミアム度がご理解頂けるかと思います。

プレミアムカードを保有するメリット

プラチナカードやブラックカードを保有するメリットの一番は付帯サービスの質、量が格段に増えることだと思います。
主なメリットを以下でご紹介致します。

  • ステータス性の高さが社会的信用につながる
  • コンシェルジュサービスが便利
  • 付帯保険が手厚い
  • 世界の国や地域の空港ラウンジを無料で利用できる
  • ホテルやレストラン、レジャーの優待が充実
  • 一般カードよりポイント還元率が高い

ただし、このメリットは全員の方が恩恵を受けられるわけではなく、もし保有できるチャンスが訪れた時には自分の仕事や私生活のパターンを考え保有するのか、しないのかを考えて頂ければ良いと思います。

筆者も一時期ブラックカードである「JCB THE CLASS」を保有しておりましたが私生活パターンが変わり保有しているメリットが減ってしまったために解約してしまいました。
今は他のプラチナカードやゴールドカードを複数保有しております。

プレミアムカードを保有するデメリット

プレミアムカードを保有する上でメリットばかりではありませんのでデメリットについてもきちんとご紹介したいと思います。

  • 高額な年会費
  • カード審査が厳しい
  • カード利用時に周囲を注意する必要がある

上記デメリットの中で上の2つはすぐにご理解頂けるかと思います

最後の”カード利用時に周囲を注意する必要がある”というのは例えば以下リスクを考慮する必要がある為です。

✔会社の上司に気づかれた際、自分よりステータスが高いカードを部下が保有していると生意気だと思われる
✔海外(特に治安の悪い地域)では、クレジットカードの審査が日本以上に厳しく、プラチナ、ブラックカードの審査が通る人はかなりの富裕層と思われ、犯罪に巻き込まれるリスクがある

最後に

プレミアムカードである「プラチナカード」や「ブラックカード」は、一般カードやゴールドカードと比べて年会費が高く、入会審査も非常に厳しいのは事実です。
しかしプラチナカード以上のステータスカードはゴールドカード以下では味わえない多くの魅力があるのも事実です。
なかには年会費分はボーナスポイントやショッピングポイントなどで回収できるカードもありますのでご自分のライフスタイルにあったカードとそのランクを良く考えメリットがありそうなら審査に挑戦してみるのも良いかと思います。
元が取れる、取れないではなく、”ステータス”という魅力が一番なのかもしれませんが。。。


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